NITEIZE ドゥーヒッキー

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毎日持ち歩いているモノを紹介します。
今日はNITEIZE(ナイトアイズ) の「ドゥーヒッキー」です。
マルチツールという道具に分類されるものです。
名前のとおりマルチな(多目的な)使い方のあるツール(道具)です。
カラビナになっているので鍵束にポンとつけられます。
旅行、出張、ちょっとした外出。
外に出るときは鍵束につけて必ずポケットに入れています。
かれこれ2年は使っています。


このツールのメイン機能は、先端のマイナスドライバーとボックスカッター。
どちらも生活の中でよく使います。

 

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まずはマイナスドライバーから。
私にとっては1番手の機能です。
でも、私の環境ではドライバーとしてはあまり使いません。
先端が1cmと幅広で、回せるネジが限られているからです。
エアソフトガンのスコープマウントのマイナスネジを締めたり、緩めたりするくらい。
月に1回使うかどうかです。

そんなマイナスドライバーですが、特筆すべきは「何かをこじって開けられる」こと。
ドライバーとして使うより「長くて頑丈な爪」としてよく使います。
厚みをノギスで測ってみると、本体は2.5mmという十分な厚みがあります。先端に行くにつれてテーパーがかかって、先端では1.5mmの厚さです。この1.5mmが「何かに差し込み、こじって開ける」のにちょうどいい。
ビール缶や缶詰のプルタブを開けたり、面一になっている蓋・カバー(パソコンのUSBポートカバー等)に差し込んで開けたり、せんべいの缶(ペンキの缶)をこじ開けたり。
「こじって開けたい」場面は1日に何度もあります(少なくとも私の環境では)。
そんなとき、こいつがポケットに入っていると心強い。
「俺は何でもこじあけられるんだぜ」という万能感があります。
「こじる」機能がこのツールの真骨頂です。

 

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次にボックスカッター。私にとっては2番手の機能です。
先端が削り落とされて少し薄くなっています。
この部分をボックスカッターとして使います。
あまり鋭くないので(刃になっていないので)、カッターのようにサクサク切れるわけではありません。先端を段ボール箱のビニールテープに当てて押し切るようにして開封します。
爪を当ててテープを裂いていくイメージです。
なら、このツールではなく爪を使えばいいじゃないかと思うかもしれません。
そうは問屋が卸しません。
私は深爪なのです。残念でした。
アマゾンでしょっちゅう買い物をする深爪の自分にとってボックスカッターはありがたい機能です。
このツールをポケットに入れておけば、封筒の開封などのちょっとした切る作業ならナイフやハサミを探さずに済みます。

ボックスカッターに刃が付いていないと書きました。
刃が付いていないと不便に思えます。
でも、実はこれはメリットです。
鋭くないモノは危険ではない。
航空機へ持ち込みできるということです。
手荷物検査のときにカゴに入れてX線検査を何度も受けてきましたが、一度も注意(没収)されたことはありません。検査が終わったらポケットに入れて搭乗できています。鍵と同じような扱いなのでしょう。
毎日どこにでも持ち歩くものとして大変に優れた特徴です。

ボックスカッターには他にも使い方があります。
ホチキスの針を外すのに便利です。
ホチキスの針を外したいときに限って、針外しのついたホチキスが手元になかったり、針を外せる強度のあるものが見つからなかったりします。
そんなときに、ボックスカッターの先端を差し込むとホチキス針を安全に外せます。ある程度厚みのある針でもいけます。


他にも栓抜き、ボルトレンチ、簡素な定規としての機能がありますが、
ほとんど使わないので紹介は省きます。
たまに瓶ビールを買ったときに栓抜きを使うくらいです。


まとめると、このマルチツール「ドゥーヒッキー」は、700円~800円と安価な割にはかなり使えるツールです。
・長くて頑丈な爪として使えます。
カラビナ付きなので鍵束に手軽に付けられます。
・刃が付いていないのでEDCに向いています。