象印の水筒 SM-SC60-HM ストレートグレー 0.6L

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片手でオープン・クローズできる蓋

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 親指でオープンボタンを押せば蓋がパカっとスムーズに開きます。軽い力で押すだけで開くのである種の気持ちよさを感じます。 

一方、蓋を閉めるときは人さし指一本で蓋を引き寄せてから下に押し付けるようにすれば簡単に閉まります。閉めるときも強い力は必要ありません。水筒を片手で持ちながら人さし指一本で閉められます。蓋を閉めたときはカチッと音がしてクリック感があるので、蓋を確実に閉めたという手ごたえがあります。 

このように、とても開け閉めしやすい蓋が付いているおかげで「飲み物を飲む」という動作が片手だけでできます。「ボトルを手に持つ。蓋を開ける。中身を飲む。蓋を閉める。」この一連の動作が全て片手だけでできるのです。この水筒の一番気に入っている部分です。 

蓋の開け閉めは中身がなくなるまで何度も繰り返す動作です。そして、水筒というのは中身を洗って何度も繰り返し使うものです。つまり、水筒というものは「蓋を開けて閉める」という動作を何度も何度も繰り返す道具です。何度も繰り返す「蓋の開け閉め」がしやすいというのは、水筒としてたいへん優れている特徴です。

 

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片手だけで開閉ができて使い勝手がとてもいいので、ちょっとした外出に持っていきたくなります。たとえば、車で信号待ちをしているときに飲むのにすごく便利です。ドリンクホルダーからボトルをつかんで蓋を開けて飲む。そして、蓋を閉めてドリンクホルダーに戻す。この一連の動作がストレスなくできます。ただ、運転中には使用しないようにとの注意書きがボトルに貼ってありますので、これはメーカーが推奨していない使い方です。しかし、ドリンクホルダーというものが車に装備されていることからも分かるように、運転を中に飲み物を飲むことは誰もがしている一般的なことです。この水筒はせっかく開け閉めしやすい蓋を備えているのだから、信号待ちのときに飲むという使い方をしないのはもったいないと思います。少なくとも、ペットボトル飲料よりもこの水筒を使ったほうが安全なのではないかと思っています。 

600ml容量がちょうどいい

外出用として持ち出すのに600mlという容量がちょうどいいと感じます。

350ml前後のサイズだとすぐ飲み干してしまって足りないということがあります。

1000ml以上の水筒は持ち歩くには重すぎます。それに、飲み切れずに余らせてしまうと、余った飲み物は荷物になります。余らせた量が多いほど重い荷物になります。単純に考えて液体は1mlで1gの重さがあるので、400mlを残せば400gをずっと持ち歩き続けることになります。 

600mlはすぐに飲み干してしまうという心配がありません。また、飲み残して荷物になる心配もありません。ちょうどいい容量だと感じます。

 

蓋にはロック機能がついている

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親指一本の軽い力で蓋が開くので、何かにぶつかったり、押し付けられたりして意図せず蓋が開いて中身がこぼれる危険があります。そうならないよう、この水筒には蓋をロックできるスライドがついています。ロックスライドを左にスライドさせておけば、オープンボタンを押しても蓋が開くことはありません。このロックスライド部分は、蓋の開閉ボタンと同様に親指一本の軽い力でスライドさせることができます。つまり、片手だけで蓋をロックしたり、ロックを解除したりできます。 

スリムサイズが使いやすい

600mlと容量が大きいにもかかわらず、ボトルはスリムで握りやすいです。この握りやすさとオープン・クローズのしやすい蓋のおかげで、片手での開け閉めのしやすい水筒になっています。

直径が6.5cmとスリムなので、たいていの車のドリンクホルダーに入るのもポイントです。 

保冷力

十分な保冷力があると思います。1年間使ってきましたが、保冷力に対して全く不満を感じたことはありません。キューブ状の氷を4~5個入れて冷蔵庫で冷やした飲み物を入れておけば、朝8時から夕方の18時まで冷たさをキープできます。 

結露の有無について

魔法瓶なので冷たい飲み物を入れておいても結露することはありませんでした。ただ、ボトルの胴の部分は握っても冷たさを感じないものの、上部のほうは少し冷たさを感じます。そのため、極端に湿度が高くて気温の高い環境だと、この上部が結露することがあるかもしれません。

私の使い方

保冷機能のあるマグカップの代わりとして職場のデスクで使っています。ストレスなく蓋を開け閉めしめできるので、コップに近い感覚でパソコン作業をしながら飲み物を飲めます。コップと違って飲んだ後は蓋をしっかり閉められるので、何かの拍子に手をぶつけて中身をパソコンの上にこぼすといった大参事になることはありません。保冷力はあるけれど蓋のないタイプのマグカップよりも優れた点です。

仕事が終わって家に帰ってからも使います。家ではパソコンテーブルの上に置いてコップの代わりに使っています。個人的にはコップよりも便利だと思っています。真空の魔法瓶なので冷たい飲み物を氷と一緒に入れていても結露しないからです。コップだと結露して机の上に水たまりができてしまうので、いちいち拭かなければなりません。この水筒だとそういう面倒くささがありません。また、600mlとコップよりも大容量なので、一度飲み物と氷を満タンにしておけば、いちいち冷蔵庫に飲み物を補充しにいく手間がかかりません。パソコン前に陣取ったら立ち上がるのは面倒になるタイプの人にオススメです。

休日の家の中でも使います。使い方は仕事から帰ってきてからの使い方と同じです。一度使い始めると、コップよりも便利なので、夏場はコップを使わずにもっぱらこの水筒を家の中で使っています。

外出するときにも使います。特に、車で買い物に行くときに持っていきます。上のほうでも書きましたが、スリムな直径なのでドリンクホルダーに入れておいて、停車中にさっと水分補給しやすいのです。 

まとめ

「蓋の開け閉めのしやすい、スリムだけど容量の大きい水筒」です。ペットボトルより少し長い程度の大きさなので携帯しやすいのが魅力です。そのスリムなサイズから、水筒としてだけでなく、保冷力のあるマグカップ代わりとして職場のデスクでも使いやすいです。

メーカー推奨の使い方ではありませんが、車のドリンクホルダーに入れて使いやすい蓋とサイズ感です。このように使い道が色々あるので、買って損はない水筒だと思います。特に、水筒を買いたいが種類が多すぎて何を買っていいか分からないという方へオススメです。万が一、買って失敗したと感じても(もっと容量の大きい水筒のほうが良かった、容量の小さい水筒のほうが良かったということになっても)、使い道が色々あるので他の用途に流用できる汎用性のある水筒です。