MF-0259 ポケット オーガナイザーを使う理由

オーガナイザーによる塊化

オーガナイザーを使うと必要なものを一つの単位、一つの塊としてコンパクトに扱えるようになります。これはパソコンのフォルダと同じです。パソコンで作業するとき、一つの案件は一つのフォルダにまとめて入れておくと便利です。Aの案件を進めるときは、Aのフォルダを開けばいい。同じように、外出に必要なものはこのオーガナイザーに入れておくと、外出するときはオーガナイザーを持っていけば済むようになります。

 

塊化によるメリット

物を探す手間・時間がかからない

外出するときはオーガナイザーを一つ持っていくことだけを覚えておけばいいので、出かける前にあれこれモノを探さずに済みます。私はオーガナイザーをリュックの中に入れておくようにしているので、リュックの中を探してオーガナイザーを引っ張り出せば外出の準備が完了することになります。 

逆に、必要な物をオーガナイザーの中にまとめずに、テーブルの上やカバンの中に分散させていると必要な物を探す手間と時間が生じます。車の鍵は持ったか、財布は持ったか・・・と出かける前にいちいち頭の中で考えることになるからです。特に、持ち物の多い人ほど探す時間がかかります。

 

忘れ物の防止になる

必要な物をオーガナイザーに入れておけば、忘れ物をすることがなくなります。私は薬、現金、車のカギ、懐中電灯、爪切り、クレジットカード、ゆうちょカード、保険証、運転免許証をまとめて入れています。オーガナイザーを持っていけば自動的にこの9種類も持っていけることになります。

さらに、車のカギもオーガナイザーに入れているので、オーガナイザーを持っていないと車のエンジンがかからない。つまり、このポーチなしでは外出できない仕組みにしています。忘れ物防止です。

 

カバンの使い分けが簡単にできる

外出に必要な物はすべてオーガナイザーにまとめて入れておけば、サイズの違うカバンを簡単に使い分けられるようになります。私は、通勤時はリュック、帰ってきてからは小さめのショルダーバッグで外出することがよくあります。そんなときは、オーガナイザーをリュックから取り出してショルダーバッグに移し替えるだけで簡単に鞄の使い分けができます。外出から帰ってきたら、オーガナイザーをショルダーバッグからリュックに戻せば明日の出勤準備は完了です。 

逆に、オーガナイザーやポーチ類を使わず貴重品をバラバラにリュックに入れておくと移し替えがとても大変になります。上のほうで書いたように、私は9種類の持ち物を常に持ち歩いているので、現金は移し替えたか、車の鍵は移し替えたか・・・と9種類すべてを一つ一つ移し替えなければならなくなります。そして、外出から帰ってきたら、この9種類を今度はショルダーバッグからリュックへ移し替えなければなりません。このように、オーガナイザーやポーチがないと、カバンの使い分けをするたびに面倒な移し替え作業が発生します。 

面倒な移し替え作業が発生するだけではありません。移し替えのミスが発生します。カバンを使い分けるたびに9種類を移し替えるのですから、何度かやっているうちに移し替え忘れてしまう物が必ずでてきます。特に、縦に深さのあるリュックから移し替えをするときは、底のほうにある物は見えづらく移し替えるのを忘れやすいものです。車の鍵だったら外出するときにすぐに気づいて取りに戻ることができますが、現金や薬だったら使う場面になって初めて忘れたことに気づきます。 

以上のように、カバンを使い分ける手間をなくしたい、移し替えのミスをなくしたいという理由からオーガナイザーが役に立っています。 

まとめ

  • オーガナイザーは塊化できる(複数を単一に変換できる)ツールである
  • オーガナイザーを買うことは、物の管理の手間を減らす仕組みを買うということ。
  • 塊化により貴重品の管理を省力化できる。特に、持ち物の多い人ほど省力化の効果が大きい。