お盆の時期は仕事がはかどる。

お盆の時期やクリスマスといった特別な時期は仕事がはかどります。

なぜ仕事がはかどるかというと、仕事を中断しなければいけない要素が少なくなるからです。中断要素にはたとえば次のようなものがあります。 

  • 電話やFAX
  • 上司の指示
  • 職場の人間からのコンタクト

上記が職場で遭遇する代表的な中断要素で、上記に限らず自分に対して反応を求めてくるアクションは全て中断要素になります。中断要素に出くわすと、いったん仕事の手を止めて対応しなければなりません。

仕事を中断すると何が問題なのかというと、仕事を再開するのに時間がかかることです。中断によって頭の中のワーキングメモリーに呼び出していた仕事に必要な情報が消えてしまうので、それらをまた呼び出すのに時間がかかってしまいます。

この再読み込みにかかる時間が結構バカにならないもので、何度も中断を余儀なくされて再読み込みをしていると肝心な仕事は一向に進まないといった事態になります。再読み込みにかかる時間は人それぞれなので、特に、読み込み速度の遅い人ほど中断によって大きな影響を受けることになります。 

特別な時期に仕事をするのはあくまで環境が許せばという話です。人によっては特別な時期は仕事をしっかり休んで法事に対応したり、家族と過ごしたりすることを優先したほうがいいと思います。 

仕事の考え方の一つとして参考にしていただければ幸いです。